最近、高齢者の増加によって福祉施設が多くなってきていますが、そこで働く介護職の人は、辞める人も多いです。それではなぜ、その人たちは介護の仕事を辞めてしまうのでしょうか。
介護職で指摘される辞める原因の1つは、自分とは合わないというものがあります。確かに、介護の仕事は高齢者等を相手にする仕事です。中には認知症を患っている人やアルツハイマー病を患っている人もいます。そのため、意思疎通をすることが難しくストレスが溜まる職員の人も多いです。
ですが、介護の仕事のみがストレスが溜まるというわけではありません。例えば、製造業であれば期日までに製造して納品できなければ契約を打ち切られる場合もあります。営業職であれば、取引先の意向を汲むように色々な調整や努力が必要になります。そのため、介護職のみがストレスが大きいとするのは軽率だと言えます。なので、自分とは合わないと感じた場合には、本当に他の仕事をやりたいのかどうかしっかりと考えることが大切です。
また、介護職では給料が安いことも辞める原因となっています。確かに、介護補助者の給料は一般的に安いと言われています。しかし、介護職の場合には、例えば、ケアマネージャーやホームヘルパー等の資格制度が存在します。また理学療法士や看護師などの資格を取ることもできます。このような資格がある場合には給料は著しく高くなります。そのため、給料が安くて転職を検討している人は、介護職の中で資格を取ることで給料アップを目指すことを考えることも大切です。